再婚する際に親権はどうなる?
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2021/06/01
コラム
再婚するとなった場合、少し考慮しなければならないのが親権です。
親権を持っていることで影響を受ける可能性があると考えてしまうものですが、実際に影響はあるのでしょうか?
ここでは、再婚する際の親権について解説します。
▼再婚しても親権は継続できる
基本的に、再婚したとしても親権がなくなることはなく、変わらず子供の親でいることが可能です。
もし、離婚時に母親が親権を持っていて、子供の名字を元夫の名字のままでいることもできます。
ただ、再婚後は母親の名字は新しい夫の名字を使用することになって、子供の名字は元夫の名字のままであるために、母親との名字が異なるケースも生まれます。
子供の名字と母親の名字が異なっていても、法律的に問題ありません。
子供が同じ名字が良いというケースでは、家庭裁判所で子供の名字を変更する審判が必要となります。
▼親権を失うケースはあるの?
基本的に親権を失うことはありませんが、再婚することで元配偶者から親権者変更の調停の申立てが発生することがあります。
この場合には、基本的には親権者が変更されることはありません。
ただ、再婚をきっかけに養育費が減額される可能性があります。
再婚相手の扶養に入って世帯収入が増える場合、養育費の減額請求が認められるケースもあります。
▼まとめ
基本的に、再婚したとしても親権を失うことはありません。
ただ、養育費が減額される可能性もあるので、その影響はしっかりと把握しておきましょう。