離婚調停は、お互いの話し合いをスムーズに進めることができる仕組みとして有名です。
ただ、実際に行うと時間がかかると言われることがあります。
では、実際の
離婚調停ではどれだけの時間がかかるのでしょうか?
▼概ね3ヶ月以内で終了することが多い
離婚調停は、申し出た後に
離婚調停が行われて、大体2回の調停が行われて合意に至るケースが多いです。
調停期日から次回の調停期日までの間として、約1ヶ月程度期間を空いてしまうことで概ね3ヶ月以内で終了する場合が多いです。
但し、実際には1年以上掛かるケースもあるので、一概には言えません。
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離婚調停が長引く原因は?
離婚調停が長引くケースとしては、財産分与でもめる場合があります。
どこまでを夫婦共有の財産にするかが特に揉めるポイントであり、
離婚調停でもなかなか決着しないのが実情です。
他にも、
慰謝料で長期化するケースも多いです。
浮気が原因で離婚する場合、浮気した側に対し
慰謝料を請求することが多いのですが、もし夫婦間で性交に応じないという理由で
慰謝料を拒否する場合もあるのです。
非常にデリケートな内容であるために、なかなか結論が出せずにズルズルと長引く傾向があります。
他にも、養育費の内容でこじれてしまう事によって
離婚調停が長引くこともあったりと、様々な要因が複雑に絡む場合もあります。
▼まとめ
離婚調停は、なるべくスムーズに進めたいものですがそうもいかない場合があります。
周囲のサポートを受けつつ、なるべくスムーズに進めるようにしましょう。