不幸にも、交通事故によって死亡した場合、どのように手続きを進めれば良いかわからないものですよね。
ここでは、交通事故死が発生した場合の流れについて解説します。
▼警察の聞き取り調査に協力する
まずは、発生した事故についてしっかりと原因などを明らかにすることが重要です。
つらい状態ではありますが、警察の聞き取り調査にしっかり協力してください。
▼加害者の起訴不起訴が決定
加害者が起訴されるか不起訴になるかが決定します。
もし起訴された場合は、その後刑事裁判が行われて量刑が確定することになります。
▼自賠責保険に損害賠償を請求
自動車保険としては、自賠責保険と任意保険があります。
自賠責保険では、死亡事故においては最大3,000万円まで損害賠償が支払われます。
ただ、若い方が亡くなった場合は3,000万円では到底足りないと感じる場合もあるので、そのケースでは任意保険会社に対して示談交渉するのが一般的です。
ここで注意したいのが、死亡
慰謝料を知らないで安易に示談に応じるというケースです。
また、量刑が確定しない段階で示談を成立させないように、慎重に話を進めてください。
▼示談が決裂したら法的機関に委ねる
示談はスムーズに進む場合もあれば、こじれてしまうことも多いです。
もし成立しない場合は、法的機関や紛争処理機関に委ねることになります。
▼まとめ
交通事故死では、大きな賠償金が発生することになるので、なかなか示談が進まない事があります。
もしお困りな事があれば、
弁護士に
相談するのも有効的ですよ。